キーボードは手の一部です

職業柄、キーボードは商売道具なわけで、仕事の効率に影響してくるのだ。

その前に「プログラムを書く」のと「日本語を書く」の違いについて考えてみる。
プログラムはコメントを除くと、アルファベット、数字、記号およびタブやスペースの入力が中心である。
日本語入力との決定的な違いはそのタブとスペースの数であろう。
英語は単語と単語の間にスペースを入れる。だいたい1単語に1スペースぐらいだろうか。
それに比べて日本語では段落の初めや、無理にレイアウトする時など極めて限定的にしかスペースを使用しない。
ただしかな漢字変換のときにスペースキーを使う場合はスペースキーを多用するとも言える。


以下、チェックポイント別に考察してみる。

1、スペースキーは長く
スペースバーという名称もあるくらい、スペースキーは長くなくてはいけない。
日本語キーボードには使わないキーが下段にづらって並んでてじゃま。
ウィンドウズキーもじゃま。不必要!不必要!
日本語キーボードの中にはビックリするくらい短いスペースキーがあったりして極めて論外。

2、ナイスなキータッチ
押し込んだときの感覚、確実に押したか押してないかを指で判別できないとタイピング速度は上がらない。
タッチが強いと疲れるし、弱いと不安になる。
また押し込みが深すぎると隣りのキーを誤って押してしまいがちでこれもよくない。
あとは音。カチャカチャって擬音が普通だが、カン!カン!ってめちゃくちゃうるさいキーボードが家にある。今は使ってない。

3、フルキー
プログラミングでは意外とカーソル移動とスクロールが多い。よってPageUp/PageDownとカーソルキーが
変なところにあるミニキーボードやノートパソコンだと厳しい。

4、妥協点
Enterのサイズ、バックスペースのサイズ、バックスラッシュの位置はまあどっちでもよし。
どちらかというとバックスペースがでかい方か。(注:最近はEnterが大きい方かな)
ただしバックスラッシュがコントロールの隣りとか変なとこにあるのはイヤ。


そんなこんなでキーボードを物色していると、
ぷらっとホームで「英語101 PS/2 UNIXユーザ向英語キーボード」として販売中の型番「SMK-8861 (FKB-101E)」を発見。
クリック感はナイス。ところがこれCAPSLOCKとCTRLが逆。いやどっちが逆かって議論は置いといて、個人的に逆。
そこで早速分解して中を見てみたら、ご丁寧にもともと通常の配線の基板のパターンを切断してジャンパー線が飛んでる。よってここはジャンパー線の配線を変えて元に戻した。で、丁度いい感じに使ってないキーボードのCTRLのキートップがはまったのでそれをつけて使用。CAPSLOCKのキートップは誤まって押さない様に最初から外しておくのだ。なくても押したい時は押せるしね。

よし、これで完成!完璧!快適!



マウスに玉があったって昔話になるのだろうか

マウスも意外によく使う。とくにモデリングとかするときは重要。(プログラマか?)

1、確実に
玉を転がすタイプのマウスでは汚れなどでちゃんと転がらないと困るわけだが、
最近、パッドのいらない光学式が出てきてがぜん状況が変わってきた。
メンテナンスフリーで確実動作。パッドとの相性さえ合えば完璧。

2、軽さ
重いマウスは手が疲る。
これも光学式の登場で極めて軽いマウスが出てきた。(実際、マイクロソフトの光学式マウスにはおもりが入ってるくらい)

3、ホイール
慣れちゃうとないと不便なのよ。

4、手触り
つるつるの表面だと手垢がつきやすく、ぴとっ、ざらざらって感じで気持ち悪いのです。
さらさらのすべすべがいいのです。

5、ケーブル
ケーブルがじゃまになるときってやっぱりたまにはあるわけで。
以前、赤外線のワイヤレスのマウスを使ってたときはその点では快適でした。しかし、電池内蔵のため重い。

と、いうわけで現在使っているのは、マイクロソフトの光学式マウスを普通のマイクロソフトマウスに埋め込んだものを
使っています。もちろんおもりは外して。重量は69gの超軽量。バナナの皮ぐらいの重さです。
あとはマウスパッドですがいろいろ試したところ意外といいのがなく唯一皮製の昔から使っている黒いパッドがベストでした。

最後のケーブルの問題は、現時点では未解決ですが、
軽くなっって切り返しが容易になったため、移動範囲が狭くなり、結果としてケーブルがじゃまになることはめったになくなったのでありました。

で、上の埋め込みマウス、ケーブルの断線が相次いだのでお蔵入り中。
マイクロソフトから性能アップしたバージョンが出たのでそれを使ってみたら割とナイス。もう一つ買って会社でも使ってマス。
それから、マウスパッドはサンワサプライの薄くて貼り付くヤツ。もうすこしサイズが大きいとベストなんですがね〜。



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