RECTマニアックス




これはパズルゲーム「RECT」(レクト)の解説書です。ただしまだ作りかけです。



・アクション性はない。
・ルールが単純かつ整然。
・全ての操作は可逆的である。
・ゲーム開始時に全ての情報が明らかにされている。
・重なり合い等によって一時的にでも情報が隠蔽されることはない。
・乱数によって面を生成している為、人為的な難易度調整や作為的な面構成は存在しない。




制作順に記しています。

●RECT v1.00
Windows3.1上で制作。RECT初公開。現在公開終了。

●RECT v2.00
Windows95に移植。新機能を多数盛り込む。
rect20.lzh (209,775 バイト)

●ゲームボーイカラー版
エミュレーターで実行できます。もちろんROM焼いてうまいことすれば実機でも動きます。
ROMイメージの配布については検討中。

●ワンダーウィッチ版
ワンダースワンのプログラミング環境。開発環境なしのワンダーウィッチプレーヤーでも動作可能。
rect.fx (21,904 バイト)

●JavaScript版
ブロックを押すことが可能に。劇的にゲーム性が変わる。
未確認だがマックとかLinuxとかでも動くかもしれない。
RECT on JavaScript v0.8
現在の動作確認済み環境
ブラウザ OS
IE6.0 Windows XP
IE5.0 Windows 98SE/2000
NN6.2.1 Windows 2000
NN4.75※ Windows 2000
※NN4でウィンドウのサイズを変更すると操作不能になるという不具合があります。再びスタートすれば復旧しますが。

●RECT v3.1
プッシュモード、グループ化機能搭載。飛躍的に操作性が向上。クラシック・スライドパズルも遊べる。
動作環境:Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
rect31.lzh (270,559 バイト)
取扱説明書
窓の杜Review NEWS




ピースを移動して長方形にすればクリアー。

スタート時。 マウスでドラッグして・・・ 長方形に。
これでクリアー!

基本的にルールはこれが全てです。プッシュモードやグループ化などは便利な操作系というだけで、無くても成立するし同様の操作が可能なわけです。




1.とにかくクリアーしてみよう!
2.いろんなラウンドでプレイしてみよう!
3.サイズを変えてみよう!
4.引き寄せてみよう!
5.グループ化してみよう!
6.ヒントモードを使ってみよう!
7.特殊機能を使ってみよう!






全ピース紹介

ピースはテトロミノと呼ばれる、4つの正方形を連結した図形でできている。
テトロミノ
アルファベット名 O I L S T

テトロミノは5種類であるが、RECTでは回転及び反転はできないので、全部で19種類になる。


個々のピースの解説。


通称:黄色(キイロ)、黄(キ)、四角(しかく)
単体で長方形であり、正方形でもある、最も重宝する形状である。解くときは最後に考慮すればよく、カギと組み合わせて便利に使うことができる。だが、逆に足りなくなると途端に厳しくなったりする。足りなくなったら赤との置換を模索する。

 
通称:赤(アカ)、棒(ボウ)
これも単体で長方形だが、長いのが災いして邪魔になることがよくある。「背の高いヤツはジャマ」とはよく言ったものである。数が多いときは始めの内にまとめておくのがオススメである。


通称:L(エル)、鉤(カギ)
似たような形状が8種類もあるが全部違うので注意。他のブロックとの相性もよいので便利に使える。ただし「悪魔の組み合わせ」にだけは御用心。

   
通称:階段(カイダン)、段(ダン)、緑(ミドリ)、ピンク
個々は、タテピンク、ヨコピンク、タテミドリ、ヨコミドリと呼ぶ。
全ブロックの中でも最も自由度が低い厄介モノ達である。まずこれらを処理していくのが通例である。また同種のブロックを連結することによっていくらでも延長できるという特徴がある。ピンクとミドリは二つの極性のように反発するが、水色で極性反転することによって結合する。

   
通称:水色(ミズイロ)、凸(トツ)
ピンクとミドリの次に処理したいのがこのミズイロである。同種のブロックばかりが残ってしまうと処理に必要なブロックが足りなくなったりするので、バランスよく処理したい。





以下のリストではアカを細長くつないだもの(面積が1xN、Nx1)は省略。


2x4、4x2、それぞれ4種類。
       
ピンク、ミドリ、ミズイロを使って2ピースで長方形を構成することは出来ないことに注意。


全部で46通りある。4x3の23通りと、3x4の23通りは、90度回転すればまったく同じであるので一方を省く。
以下は4x3の全23通りである。
2ピース+アカ       
シカク+カギ    

   
トツ+カギ  

 
ダン+カギ
(サンド)
 
ダン+カギ    


8x2は25通り、4x4は117通り。このあたりから覚えきれない程の組み合わせが存在する。
しかし、特に4x4は複数ピースで構成できる最小の正方形であるので極めて有用性は高い。
上の2ブロック長方形二つで4x4になるし、3ブロック長方形にアカを足せば4x4になる。
以下に、代表的で特徴的なものだけ示す。
パック  
アカとキが大量にあった場合は4x4でグループ化しておくと便利。
卍(マンジ)    
エッシャーの騙し絵のようで見た目がユニーク。対象性に優れているので変形に強い。
ダブルサンド    
ピンクとミドリを2つ使う場合はこの組み合わせしか存在しない。異種を2つ、または同種を3つ以上使用すると4x4を構成することは出来ない。


有用なもののみ示す。
完成形 サイズ 解説
5x4 同種のカギをキ2つとアカで処理。
6x4 キが無いときはアカに置換可能。
5x4 向き合うミズイロの処理(5ブロック版)。
6x4 向き合うミズイロの処理(6ブロック版)。
6x4 同種のミズイロの処理。
8x5 同種のミズイロ4つをまとめて処理。






基本テクニック


同種のブロックを引き寄せて集めること。集まっていく様子がゴミを振り落とすようなイメージであるため「洗濯」であり、1種類を選別していることから「選択」である。



同一のピースを組み合わせて違う形状を生成するもの。
変換



同一形状を違うピースの組み合わせで置き換えるもの。
置換 置換 置換

置換 置換

まとめると、
置換 変換 置換



ピンクとミドリは同種2個ずつで延長することが可能。ミズイロは4個単位。
ミドリ挿入 1段延長 たくさん延長 もっと・・・
ミズイロ挿入 1段延長 もっと・・・



長方形にブロックを追加して新しい長方形を再構成するもの。
ミドリを喰う

極性反転





地がこの色のものはアカ2つキ2つで長方形にすることができる。6x4の横だけでなく4x6の縦にすることもできる。
地がこの色のものは対角線上であることから同種のブロックの組み合わせである。この組み合わせはアカ1つキ2つで長方形にすることができる。
地がこの色のものはアカ1つキ2つで長方形にすることができる。組み方を変えるとアカの縦横を変換できる。キ2つをアカ2つに置換できることも覚えておこう。
  地が無地のものは以下のパターンに分けられる。
  ... 互いに補い合って長方形をなす。
  ... アカを追加して長方形をなす。かなり長くなるので長方形にした後、組むときに苦労することがある。
   ... キを追加して長方形をなす。極めて重宝する組み合わせである。逆にキが無くなると苦労する羽目になるかもしれない。







現在執筆中。


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